北欧発の学校「フォルケホイスコーレ」を知ってますか?

北欧発の学校「フォルケホイスコーレ」を知ってますか?
「フォルケホイスコーレ」という言葉を聞いたことはありますか? 

 私はこの記事を書くにあたって初めてその存在を知りました。

「なんでも“大人の幼稚園”と言われているらしい」
「北欧発の学校らしい」
「教育先進国の北欧にある学校ってどんなんだろう」


という興味から、調べてみることに。


フォルケホイスコーレとは

フォルケホイスコーレとは主に北欧にある成人教育機関のことで、通常の公教育から独立した私立学校。寮で過ごしながら、芸術系からスポーツ系、人文科学系まで幅広く勉強でき、18歳以上なら誰でも入学できる。日本人の留学が可能な学校は、スウェーデンで151校、ノルウェーに78校、デンマークに70校と意外と多い(2015年6月時点)。フォルケホイスコーレの特徴として大きいのが入学試験や単位、成績・修了証や卒業証書といったものが無いこと。ただ、北欧に留学するのだからある程度の英語力と基本的な北欧の言語能力(デンマーク語やノルウェー語など行く国による)は必要になる。滞在期間は学校によるが(1週間の短期から10ヶ月の長期コースまで)、学費は授業料、寄宿料、食費を含めても1か月に10~15万程度と比較的安いのも一般的な留学と違うところだ。


フォルケホイスコーレは、“大人の幼稚園”

日本では大学卒業後、就職するか大学院に進学するのが一般的。「わざわざ北欧まで行くことないでしょ…」「私は英語ができないから…」「日本でもそういう施設はあるし…」と思う人もいるだろう。私は高校生の時に2週間ほどではあるがオーストラリアにホームステイし、現地の学校に通ったことがある。行く前までは「英語ができないから行きたくない」「日本でも外国人と話す機会はある」と思っていた。でも、実際行ってみると日本人特有の癖に気付くことができたり、自分の言いたいことが上手く伝えられないもどかしさをより痛感する。なにより、いかにただ机に向かって文法を覚えることが英会話力に直結しないのかを痛いほど思い知らされる(もちろん文法も大事だけれど)。過去形、現在形、穴埋め問題はすらすら解けてもいざ外国人を前にすると文法はハチャメチャ。過去のことを聞きたいのにあんなに覚えた動詞の過去形が出てこないなんてこともしばしば。でもこれからは日本で英語を使う機会はもっと増えるはずだし、喋れないと困るシーンも出てくるだろう。それに大学を卒業した後に海外に行くことって旅行以外になかなか無いと思う。そう考えるとフォルケホイスコーレに入学すれば、英会話力がつく、自分の興味ある分野を海外で学び日本人以外の考え方も吸収できる、なかな訪れる機会のないであろう国へも行ける。と、これからの人生に役立つことばかりな気がする。

フォルケホイスコーレは、自分の興味ある分野を追求するところから“大人の幼稚園”なんて呼び方もあるらしい。このフレーズ、ここから新しい人生を作り出せそうな気がして惹かれますよね? 値段はそんなに高くないし、北欧という皆があまり手を出さなそうな場所も魅力的。しかも、教育科目も色々揃っている。北欧の言語も勉強しないといけないのが難点、とも思うけどこれだけワクワクするような内容だったら勉強も辛くないかも。

現在、日本でフォルケホイスコーレへの留学の手伝いをしてくれる企業はほぼ0に等しいらしい。ということは、学校選びから入国審査まで自分でやる必要があるということ。行くまでのハードルは高めではあるがフォルケホイスコーレに入る前の手続きの段階から成長できそう。
高校卒業後、日本の大学には行かずフォルケホイスコーレへ行くも良し。大学卒業後に行くも良し。勉強に終わりなんてない。さらに自分を成長させるためにフォルケホイスコーレという選択肢を加えてみるのもいいかもしれない。

フォルケホイスコーレをもっと知りたい方はこちらのサイトも参考に!
NPO団体 IFAS(アイファス)
長塚優佳

Writer

長塚優佳
Yuuka Nagatsuka
横浜在住のアイドルオタク。頑張ってる女の子に元気を貰いながら日々精進中です。お喋り・食べること・旅行・お酒が好きです。
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